■ India Tottori Top Runner
私たちITTRは、インドと鳥取の融合により強みを作り上げ、ITビジネスのトップランナーになろうと考えています。その考えから、社名をIndia Tottori Top Runner、略してITTRとしました。
■ Change Glocally, with India & Tottori
私たちITTRは、“Think Global, Act Local”、すなわち“Glocal”な取組みをする企業です。具体的には、インドと鳥取の力を融合させることによって、グローバルでの日本のIT競争力を向上し、鳥取を豊かにすることを目指しています。
現状のシステム開発においては、技術革新・変化に対応できていない、システム運用・管理費が高止まりしている、システム統合が進まない、システムの集中管理ができていない、高度な技術力を持ったIT人材が不足している、IT人材の数そのものが不足しているなど、IT課題が山積している状況です。また、将来的には特にIT人材の不足が、より深刻になるというIT課題が予想されています。
それに対し、私たちITTRでは、IT先進地であるインドの高度なIT人材を誘致することによって、その技術力・ノウハウを活用してIT課題の解決を図ります。また同時に、世界中から注目を集めるインド式IT教育メソッドを用いて、GlocalなIT人材を開発し、 自社は当然のこととして、地元をはじめとする多くの企業や試験研究・教育機関に供給していきます。さらには、インド人IT人材と、インド人IT人材に育成された日本人IT人材とが協業することによって、また、他の企業や試験研究・教育機関との協業によって、世界に向けて新しいものを生み出します。
また、現在では、中国・インド・ベトナムなど国外のオフショアで開発が多く行われるようになりました。しかしながら、異なる言語や文化、及び遠く離れた距離を超えたコミュニケーションが難しいこと、また、思ったほどコストが下がらないことなどの課題があります。
私たちITTRでは、鳥取に、オフショアとニアショアを融合させた“ハイブリッドニアショア”拠点を提供します。これは、要求水準が高い日本企業の要件を日本人IT人材が整理し、その要件に基づいてインド人IT人材が実装する、というような協業拠点です。こういったハイブリッドニアショアという仕組みで、現在及び将来のIT課題を解決します。
鳥取は、人件費や物価が安いため、都市部ではシステム開発に掛かってくるコストを削減でき、位置的にも東京から飛行機で1時間20分、大阪から車で2時間半というアクセスの良さです。また、国外のオフショアと比較して、ビジネスインフラがすでに高度に整備されています。したがって、鳥取は、高いITのポテンシャルを持つフロンティア(未開拓地)と言えます。私たちITTRは、このフロンティアを開拓して鳥取をIT集積地にしていくことを考えています。
■ TIT Valleyグローバル構想(日本のバンガロール)
私たちITTRは、2020年までに、鳥取県に2万人のIT人材を集積させることを目指します。ただし、これは、私たちITTRだけで実現するものではなく、ITTRが事業を通じて貢献した地元企業、ITTRが輩出した人材により起業された企業、その他の地元・誘致企業によるものも含みます。
■ 鳥取の地域に貢献する
私たちITTRは、鳥取に新たな雇用を創出していきます。県内出身者の若者には、仕事を提供することによって、鳥取に居住し、親孝行できるようにし、県外出身者・インド人には、インド・鳥取が融合したGlocalな仕組みに基づくチャレンジングな仕事を提供することによって鳥取への人材の誘致を図ります。 また、鳥取からグローバルで活躍する高度なIT人材を輩出していきます。 さらには、新たな雇用を創出することは、鳥取県に人材が定着・増加することにつながり、それが地域活性化につながります。また、IT集積地というブランディングがなされることによって、鳥取の、日本での・世界でのプレゼンス向上につながることになります。私たちITTRは、こういった好循環サイクルを作り出す社会貢献企業を目指しています。